新着情報

← 新着情報一覧へ

2018.02.14怒りアンガーと職場

ストレスチェックが始まって2年たちました。労働者のこころの健康について現状は強いストレスが仕事の質や量、人間関係、仕事の失敗や責任で感じられていることが国の調査からわかります。
上司と部下の関係では部下は上司に怒られてやる気が低下するとか怒られた相手を避けるようになることがわかっており、怒りが原因で業務の生産性が低下するという職場の課題がみえてきました。
怒ってはだめなのかという問いも出てきてしまいますが、相手に避けられてはチームワークは崩れてしまいます。怒る必要のあることは上手に叱り、怒る必要のないことは怒らないようにすると人間関係は円滑になります。
怒りを理解し無駄な怒りをなくすことは、怒りをコントロールすることの基礎編になります。
怒りは人間の喜怒哀楽のひとつ。怒ることでうまく伝達することもあるし、相手を遠ざけうまく伝わらなくもなります。そして怒りは身を守るための感情でもあります。
みなさんそれぞれ、至極頭にきたこと、まあまあ腹の立ったこと、かるくイラっとしたことあるわけで、これら怒りのレベルをゼロから10までにランクつけたり、怒った内容を細かく記録することで怒りの原因から怒る必要性有無までを感じ、怒りをコントロールするようになれます。
怒りのコントロールは3つあります。まずは衝動のコントロール、怒る出来事が発生しても即怒らず6秒待ちます。6秒なにかほかのことでやり過ごすことです。つぎに思考のコントロール、怒らせるものの正体は~すべきのべきです。一見、するべきというのはただしくも聞こえますが、自分の持っているべきを裏切られると怒りを感じます。現実が自分のべきになっていないだけともいえますので、他人をべきをたくさん知り受容するようにします。最後に行動のコントロール、世の中変えられるもの変えられないものがあるように、また重要なもの重要でないものがあります。重要で変えられるものには行動です、また変えられないもの重要でないものは放っておくつまり怒るのをやめます。
無駄に怒ることを避けて職場を円滑にすることは、ちょっとした思考の切替で可能です。

このぺージのトップへ戻る